山種美術館 特別展『速水御舟と吉田善彦 ―師弟による超絶技巧の競演―』
山種美術館 ~ 日本画専門の美術館が誇る至極の名画 ~
特別展『速水御舟と吉田善彦 ― 師弟による超絶技巧の競演 ―』
昭和41年に日本初の日本画専門の美術館として開館した山種美術館は、今年開館55周年を迎えます。これを記念し、当館のコレクションの「顔」ともいえる日本画家・速水御舟と、その弟子の吉田善彦に焦点をあて、彼らが生み出した超絶技巧による作品をご紹介する特別展を開催いたします。本展において、御舟の作品では、近年の調査で西洋の顔料を使っていた事実が判明した《和蘭陀菊図》をはじめ、金砂子を地一面に使う「撒きつぶし」を用いた《名樹散椿》【重要文化財】、本人曰く「二度と出せない」色で表した《炎舞》【重要文化財】など、また善彦の作品では、「吉田様式」を初めて用いた《桂垣》や、この技法を熟達させた《大仏殿春雪》、《春雪妙義》などを展示し、二人の代表作をはじめとする優品をご紹介します。
開催日時 2021年 10月1日(金)
集合場所:JR山手線恵比寿駅 11:30開始 ~ 15:00頃 終了予定
ランチ:「蕎麦会席 松玄」を予定
参加費 7,000円 (資料代・昼食代・チケット代込み)