夏のミュージアムセレクション 6:日本民藝館
~ 「生活のなかの美」を見出した柳宗悦のコレクション ~
特別展『洋風画と泥絵 異国文化から生れた「工芸的絵画」』
江戸時代、長崎港を通じてオランダや中国から舶来した「異国」の文化は、日本の絵画や工芸にも新しい表現を引き起こしました。異国的風物を主題に描いた絵画、大名屋敷や名所の風景を描いた江戸の土産絵・江戸泥絵などに、西洋の絵画技法の影響下に描かれた洋風表現が見い出せます。西洋の画家から直接学ぶことのなかった日本では独特の描写が生まれ、写生画とは異なった魅力を持つ「洋風画」や「泥絵」に変容していきます。本展では、柳宗悦が「工芸的絵画」と呼び民画として位置付けた、江戸後期の洋風画と泥絵を中心に紹介します。
開催日時 2020年 8月5日(水)・8月26日(水)
集合場所:京王井の頭線 駒場東大前駅
11:30開始 ~ 15:00頃 終了予定
ランチ: フレンチ「ルヴェ ソン ヴェール」を予定
会費:¥7,000(資料代・昼食代・拝観料込み)