歳晩の候、皆様におかれましても、この度のコロナ禍に大変なご苦労をされておられるかと案じております。
早いもので師走も後半を迎え、2020年もあと数日で終わろうとしております。
昨年の今頃、明るい展望を抱いて迎えたこの年は、想い描いていた姿とは大きく違った年となってしまいました。
コロナ禍は終息を迎えるどころかさらに勢いを増し、今の様子ですと少なくとも来年の上半期まではこのような状況が続くのではないかと思われます。
今後、効果的な治療方法やワクチンの開発がなされ、この災禍が終息を見たとしても、それ以前の生活にすぐ戻れるかと言ったら非常に難しいと思いますし、完全に元には戻らないのではないかとも思います。
このような状況である中、来季のご案内をお送りするのは、心苦しい思いもあります。
ご自身とご家族や親しい方々の安全を守るため、これまで通り予防対策をとりながら暮らすことは必定です。ただ、その暮らしの中に「以前の日常にあった時間」を、ほんの少しだけでも取り入れていくことが心を軽くし、一番の養生になるかと思い、ご案内をお送りさせていただきました。
これについては皆様それぞれのお考えがありますので、おいでいただけなかったとしても、ご覧いただいて少しでもお気を紛らわすことができましたら幸いです。
最後に、皆様とご家族のご健勝を願いつつ、またお会いできる日を楽しみに致しております。
それでは良い年をお迎えくださいますよう。
