下半期のツアー『首都圏 歴史の景観を歩く』

2018年10月から2019年3月までの下半期に行うツアーは、3つのテーマで行っていきます。

そのうちの1つ『首都圏 歴史の景観を歩く』は、遥か古代から近現代までの幅広い時間軸をテーマとして扱い、対象のエリアも東京だけではなく、神奈川・千葉に及びます。

 

11月に予定されているこのテーマのツアーはこちらです。

1:横浜市市が尾 ~ 天へ昇る丘陵上と黄泉国の入口がある斜面~

開催日時  2018年  11月8日(木)  10:30開始 ~ 15:30頃  終了予定

概要

横浜市の北東部に位置する荏田・市が尾は、鶴見川の支流谷本川・石川などによって削られた丘陵地帯です。この丘陵地の頂上テラス部には数多くの古墳がある他、斜面には数多くの横穴墓群があります。個人的に「青葉区の王家の谷」と呼んでいる、知られざる丘の横浜の歴史を紐解きます。

想定コース

東急田園都市線荏田駅 → 赤田2号墳 → 荏田城跡  →  昼食 → 市が尾駅へ電車移動 →

朝光寺原遺跡 → バス移動 → 稲荷前古墳群 →  市が尾八雲神社 → 市が尾横穴墓群 → 地蔵堂千日堂

→ 東急田園都市線市が尾駅                                                         行程距離:5キロ

 

2:柏市 ~畑から謎の管が!?航空隊のまちの痕跡~

開催日時  2018年  11月21日(水) 10:30開始 ~ 15:00頃終了予定

概要

千葉北西部の中核都市柏は、舟運が盛んな松戸や流山の周辺にある寒村でしたが、近代以降陸軍航空隊の基地がつくられてから航空隊のまちとして発展しました。今でも市内の各所に基地の施設の遺構や多く見受けられます。

想定コース

つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅  → 飛行場滑走路跡 →  東部百二部隊衛門 → 境界石

→ 給水塔 → 法栄寺(特兵宿舎) → 航空観測所跡  → 昼食  → 東誘導道路

→ 秋水用地下燃料貯蔵庫と通気孔 → つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅  行程距離:6キロ

 

3:玉川上水 ~江戸・東京のくらしを支える水のはなし~

開催日時  2018年  11月22日(木) 10:30開始 ~ 15:30頃 終了予定

概要

世界屈指の都市江戸の町の人々の生活を支えたライフラインで、上流部分は現役の上水道施設でもある玉川上水は、全長43キロを1年足らずで開削した土木遺産でもあります。特にこの区間は武蔵野の原風景を良く残した区間で、落ち葉を踏みながら移りゆく季節の風景も楽しめます。

想定コース

西部多摩湖線一橋学園駅  → 平櫛田中美術館 → 小川水衛所跡→  昼食→玉川上水立抗 →新堀分水

→ 小川分水 → 新堀分水の胎内掘り → こもれびの足湯 → 清流復活事業モニュメント

→ 小平監視所  →  西武拝島線・多摩モノレール玉川上水駅 行程距離:6キロ

 

 

4:川崎市高津 ~貝塚・古墳・古刹ひしめくヤマトタケル所縁の地~

開催日時  2018年  11月29日(金) 10:30開始 ~ 15:30頃終了予定

概要

工業が盛んな都市というイメージの強い川崎市ですが、市内の丘陵地帯には数多くの遺跡があり、その内容も非常に興味深いです。その中でも古代の川崎市域の地名である「武蔵国橘樹郡」と非常に関係が深い古跡が多く残っているエリアを散策し、所縁のあるヤマトタケルの謎に迫ります。

想定コース

JR南武線武蔵新城駅  →  千年神社 →  たちばな古代の丘 → 影向寺 → 能満寺 → 昼食

→ 富士見台古墳 → 橘樹神社  → 蓮乗院  → 子母口貝塚 → 圓融寺

→ バスで東急東横線元住吉駅                                                       行程距離:5キロ

 

 

各回参加費は¥6,000(資料代・昼食代込み)

 

以上、ご興味ある方は「お問い合わせ」もしくは、フェイスブック・ツイッタ―のダイレクトメッセージでお申し込み下さい。

 

 

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